蜂の巣の駆除に補助金が出る?自治体の制度と申請の流れ
西東京市・水戸市の公式ページ(2026年9月時点)を例として整理しています。制度の有無・内容は自治体ごとに異なります。
スズメバチの巣の駆除を業者に頼むと1万円以上かかることが多く、自治体によっては費用の一部を補助しています。ただし対象は「スズメバチ」に限られることが多く、申請の順番を間違えると補助が受けられません。
ここでは、西東京市と水戸市の制度を例に、公式情報から仕組みを整理しました。
西東京市の例:駆除費の半額・上限10,000円
- 対象:共同住宅・一戸建て住宅とその敷地内の所有者または居住者(市長が特に必要と認める道路に面した土地も対象)
- 補助額:「駆除作業費(消費税を含む。)の半額」で、スズメバチ1個あたり限度額10,000円。「駆除作業費用の2分の1と補助金限度額のいずれか少ない方の額」
- 申請:駆除完了後、業者への支払い後に、所定の申請書と駆除業者の領収書を環境政策課に提出(郵送可)
- 対象外:「空の巣は補助の対象になりません」。実際にスズメバチが出入りしている巣のみ
- 注意:「予算が無くなり次第、補助金の交付は終了します。駆除後はお早めに申請してください」。複数業者の見積もり取得が推奨されている
水戸市の例:費用の2分の1・上限10,000円
- 対象者:「水戸市内において土地または建物を所有し、管理し、または占有する者で、この土地または建物内に営巣したスズメバチを駆除しようとするもの」。同一年度1回限り
- 対象:スズメバチのみ。スズメバチ以外は対象外
- 補助額:「スズメバチの駆除に要した費用の2分の1の額(上限10,000円まで)」(100円未満切り捨て)
- 申請:駆除完了日の属する年度内に消防救助課で直接申請(郵送不可)
- 「市役所や消防署はハチの駆除を実施していません」
補助を受けるときの共通の注意点
- 先に自治体の制度を確認する。「後払い(駆除→領収書→申請)」型が多く、申請期限や年度内の縛りがある
- 領収書を必ず受け取る。業者名・金額・日付が記載されたもの。西東京市は書き損じがあると受付不可
- スズメバチであることを確認する。アシナガバチ・ミツバチは対象外の自治体が多い
- 予算枠に注意。予算がなくなり次第終了のため、駆除後は早めに申請する
自治体が駆除自体を行う場合との違い
江東区のように、条件(私有地の管理者からの通報、高さ3m以下、4〜10月など)を満たせば区が撤去作業を行う自治体もあります。「撤去してくれる自治体」「費用を補助する自治体」「相談窓口の紹介のみの自治体」の3パターンがあるため、まずお住まいの市区町村の公式サイトで「スズメバチ」を検索することが近道です。
業者に依頼する前に
補助制度がある自治体では、複数の見積もりを取ったうえで依頼し、領収書を保管して申請します。ハチ110番の公式サイトでは、スズメバチ駆除11,000円〜(税込)、現地調査・見積もりは基本無料(条件により費用がかかる場合の注記あり)と記載されています。
補助申請には業者の領収書が必要です